グレートバリアリーフ、サンゴの9割超で「白化」被害

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CNN.co.jp : グレートバリアリーフ、サンゴの9割超で「白化」被害 豪調査

記事要約

オーストラリア北東部沿岸に広がるグレートバリアリーフについて、同国のサンゴ礁研究機関は、グレートバリアリーフを構成する900か所のサンゴ礁を調査したところ、白化現象が全体の93%に達したという。白化とはサンゴと共生している褐虫藻がサンゴの体の外に出てしまう現象で国連気候変動に関する政府間パネルIPCC)によれば、サンゴの白化現象は地球温暖化の「最も広範かつ顕著な影響」ということだ。

疑問

白化したサンゴは元に戻るのか?

参考

『サンゴの白化現象』 - 海の砂漠化「珊瑚の白化」の原因や消えていくさんご礁 - プラス地球温暖化

 

沖縄でサンゴの白化が拡大!半数以上のサンゴが白化してしまった場所も…

考え・主張

サンゴ礁の白化は、海水温度の変化や紫外線の変化、塩分濃度の変化、生体破壊による食物連鎖の変化などによるストレスが原因といわれている。詳しくは①のホームページをみるとよいだろう。エルニーニョ現象などについても詳しく書いてある。

 また、白化したサンゴが元に戻るかという疑問について調べたが、"サンゴは1度でも白化すると戻らないと思われがちだが、実際には長期間にわたって高い海水温の状態が続き、褐虫藻が長期間サンゴから離れることによって白化するので、海水温が元に戻ればそれに伴て褐虫藻もサンゴも元に戻る。ただし早いうちに海水温が元に戻る必要がある。" (②のホームページより)ということなので、まだ望みはあるようだ。

しかし、海水温を」元に戻すのは、相当難しいことに思える。これから先、海水の温度は、上がりはしても下がることはないと思う。そのないと思うことをするには、世界中の人々が一人残らずサンゴ、地球温暖化について、意識を持つ必要があるだろう。